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シル・ヘッダーを装備して落成した最後の車

 投稿者:原口 悟  投稿日:2021年 4月26日(月)00時07分2秒
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  先日の書き込みで東武7300, 7800形に触れた時、旧型車両の象徴ともいえる「シル・ヘッダー」を装備した最後の新車は何だろうか、とふと気になりました。

 国電では、ナハ10系客車で導入された軽量構造が1957年度より全面的に導入され、ノーシルノーヘッダーになったので、1956年度が最後になります。80,70,72の各系列を見ると、

80系:100,200番台に移行しており、一足先に構造材は全金化されていた。80254~256, 86141,142, 87119が1957/6/18に川崎車両で製造されたのが最後の車
70系:70123~126, 76094, 101が1957/6/19に汽車支店で製造されたのが最後
72系:72716~718, 79484, 486, 488が1957/3/13に近畿車両で落成したのが最後

80系は、6両編成で製造されたと思われるのに対し、70系はモハ70を余分に製造しており、72系は、MTc’を3組製造しています。また、72系は年度内に落成しているのに対し、70系、80系は年度を繰り越しています。これらの車の中から、「シル・ヘッダーを装備して最後に落成した車」は70系のモハ70123~126, クハ76094,101ということになります。

客車では、オハフ45、オハ46形の新製車が「最後のシル・ヘッダーを装備した車」になります。オハ46形はオハ46 60が1955/10/7に日立で落成したのが最後であることが確認できました。客車では翌年から全面的に10系客車に移行したので、電車よりも2年早くシル・ヘッダーが無くなったことになります。

気動車では、キハ10系が、「バス窓」で、シルの方だけがある車体ですが、バス窓はキハ20系、55系に続きましたが、構造としてはシルは無くなっています。最後に落成したのは、新番号で記述すると、キハ10形が67~70が1957/3/29帝国車両、キハ17形が401, 402が1957/3/30飯野重工です。飯野重工は「貨車の製造メーカー」として一般的で、それ以外の車は珍しい存在で、キハ10系全体でも、キハ17 393~402だけを製造しており、「飯野重工で新製された旅客車」としても珍しい存在です。

国鉄車両では、以上の結果になりましたが、私鉄に拡大しても、同時期にシル、ヘッダーはほぼ無くなっています。その中で古い構造の車の製造を継続したのは東武鉄道で、7870形が1961年まで製造されています。7870形は窓がアルミサッシになる等、国鉄の80系100,200番台のような位置づけの車のようです。おそらく、東武7870形が、全国的に見ても、「シル・ヘッダーを装備して落成した最後の新車」になるのではないか、と考えられます。
 
 
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