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引き続き、配管話です

 投稿者:73おやぢ  投稿日:2018年10月 8日(月)17時48分27秒
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  みなさん、こんばんは。
34036さん

配管図、拝見しました。
戦前式の断路器配置(電気側=BS、空気側=MS)が戦後式に逆転した時期が判明すれば、図の分類がさらに正しくなる、ということですね。
明確に突き止めたわけではありませんが、私は63形の増備途中と考えています。例えばRPアーカイブス37の20ページ、63229は空気側にMSがあり、戦前式です。一方、43ページの63701は空気側に断路器が全く見えません。この時代に同一箱はあり得ませんから、反対側(電気側)に単独(SH44)のMSがあるのは確実です。63形は昭和22年度のいわゆる63500形で大々的に仕様を見直しているので、おそらくこのタイミングで戦後式に変更されたのではないかと想像しています。

そうすると、製作された図の最上段は「~昭21」とし、この図の側面を左右で反転したもの(MSとBSが入れ替わった戦後式)が「昭22~」(63形後期車と80形に適用)となるのではないでしょうか。なお、63形と80形にMS直前の箱(後述します)はありません。ちなみに現状で「~昭26」とした電気管2本まとめの図は、より正確に言うなら「昭25~26」(70形に適用)ということになります。労作に後付けであれこれ申しまして、失礼しました。

戦前式のMSの直前にある不思議な箱は、塞流線輪(そくりゅうせんりん、とでも呼ぶのでしょうか。塞流コイルとも言う)です。ここから先は「電車名称図解(昭18)」や「わかりやすい電車工学(昭22)」からの受け売りです。

小箱の内部は木製の円筒に主回線がぐるぐる巻きになっている。そうすると落雷時の高電圧高周波の交流は、その性質からぐるぐる巻きを通過できず、結果的にその先の主回路が保護される。と同時に行き場を失った交流は線輪の手前で分岐して床下中央部に吊架されたアルミニウム避雷器へ向かい、ここから地気する。

ということらしいです。上記の教科書には「線輪がなくても他の機器で安全が担保されるので、今後は装備しない可能性がある」という意味の記述があること、アルミニウム避雷器はバッテリーのように電解液を必要とするが、戦時中に供給が途絶えたこと、戦前車でも更新前に屋上避雷器が整備されたことなどにより、線輪はなくなったようです。

電線管の太さですが、戦前製は1インチ(国鉄電車詳細図集による)、63形は11/4インチ(1.25インチの意。車両史編さん会「モハ63」による)、1本化により2インチ(電気車の科学による)と”進化”しています。これらは内径の保証値ですから実際には肉が加わって外径はさらに太いはずで、妻面の車側の吹き寄せ部寸法との兼ね合いも生じてきそうです。

 
 
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