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スカ線転用のサロ85形と7芯ジャンパ 補遺

 投稿者:73おやぢ  投稿日:2018年 6月28日(木)16時38分6秒
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  みなさん、ef813030さん、こんにちは。

湘南電車から横須賀線電車への転用であれば本庁の立案であり、たとえ箇条書き程度でも「横須賀線転用改造施工要領(←多分こんな感じ)」などという工事メモが存在するはずです。

ここからは想像ですが、当時は70系・80系で1冊の本ができるような時代ではなく、「30系から80系まで」にしても多くの情報を限られた誌面に押し込んでおり、「塗色を変えて横須賀線へ転用した車号は次のとおり」との重要な事実を伝えれば施工要領をいちいち書くまでもないとの判断があったのかもしれません。例の幌も「特製幌」として具体的な構造には言及されていませんが、詳しく知りたい読者は東京駅へ行けば自身の目で現物を確認できる時代でした。かく言う私も東京駅でスカ色のサロ85形を実見していますが、ジャンパや幌に何らの疑問も感じませんでした。どなたが言ったのか忘れましたが、「現在の脳みそとデジカメを持って、あの時代に行ってみたい」との妄想には、激しく同意します。

繰り言はともかく、モハ70形の7芯についてもう少し捜索したところ、以下の状況証拠が分かりました。

①交友社発行「100年の国鉄車両3」に70007(と読めそう)のメーカー写真があり、7芯が見える…ような気がします。
②所蔵生写真のうち、1953年撮影の70025と1954年撮影の70046で、明らかに7芯を確認できます。
③ピノチオ模型店発行「旧型国電の手引き 70系・80系」に1950年の国鉄図書「台ワク機器配置」が引用されており、モハ70形の図に7芯が描かれています。特段の注記はありません。掲載図はオリジナルではなく、模型製作の便を考えて左右逆にトレース(すなわち上方からの透視図でなく、線路側から見上げた図)しており、再生時にオリジナルの注記類が欠落している可能性が皆無とはいえません。しかしながら、仮にオリジナル図の7芯(KE50A)に「100代ニ限ル」とか「大鉄ノ場合」などの注記があれば、同書は模型製作のためのガイド書ですから、むしろ積極的に反映させているはずと考えるのが合理的です。
ちなみに同書のクハ76形は両渡りの全金車なので、こちらは参考にはなりません。

以上から、決定的な証拠こそないものの、東鉄のモハ70形が新製時から7芯を装備していた可能性は極めて濃厚と考えます。そもそも「76形だけが将来を考えて7芯装備」というシナリオには、納得できる理由が思い浮かびません。

などと考えていたら、71001の落成写真に、なぜ7芯がないのか? との新たな疑問に突き当たりました。
これに対しては、「山スカは一般車との混結だから、7芯は不要」との仮説が導き出せそうです。そこで71形のジャンパを確認しようとしたら、妻出し写真がほとんどないことに今回初めて気付きました。私の撮影分は全て編成のためジャンパ部は不詳で、三鷹区でバラ予備を見た記憶もありません。71001登場時のお相手だったクハ65形、その後の79形や72850にも7芯はないので、71形に限っては12芯×2が合理的ですが、実際はどうだったのでしょうか。山スカを模型化するモデラーには悩ましい問題かもしれません。
 
 
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