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DT12AとDT13の見分け方

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月26日(火)00時38分16秒
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  皆さんこんばんは

DT12AとDT13の見分け方について
 クモニ83への改造の不適格に関連して、DT12AとDT13台車の違いもかなり前に話題になったことがあります。
 「我が心の飯田線掲示板」が始まって間もない2004年2月に、昭和50年初頭に富士重工で改造されたクモユニ82000~005, 050, 051の種車として鶴田の富士重工へ改造されていながら改造されずに返却されたクモハ73197,257のことが話題になり、「何故改造されなかったか」原因として、「モーターがMT30だった」とともに「台車がDT12Aだった」可能性が指摘されました。ここで言う「DT12A」は流電用の台車ではなく、モハ63型製造に流用された、DT12台車をコロ軸受に改造したものをさします。この改造は、内容が不明瞭で、改造した台車がどう呼ばれていたか、どのくらいの数が工事されたのか、文献をたどってもよくわからないところが多いです。
 この話題の中で、DT12, 12A, 13の見分け方が紹介されました。外に見えるところでは、コロ軸受の上(たこ坊主の下)の台車上梁の切欠きが無くリブが横一直線に走っているのがオリジナルのDT12、切欠きの形がコの字型に肩が立っているのがDT12A、肩が寝ていてハの字のようになっているのがDT13とのことです。この見方をすると、確かに、流電のDT12Aは切欠きの肩が立っているように見えます。この違いはTR台車にも受け継がれていて、TR23、TR23A、TR34,36でも同様のことが言えます。
 この時は、クモハ73197の方はDT15装備が明らかだったので、不適格の原因はDT15だったことがわかったのですが、クモハ73257の方が、DT12Aか、MT30かがわからないまま、話が終わりました。
 6年後の2010年4月に、クモハ73257の不適格の原因が具体的に記述されている文献の報告がありました。「電車」1978年6月号P78~84「懐古録 中央東線用荷物電車改造」に、クモハ73257は「モーターがMT30Cであったため」不適格になったとの記述があるそうです。クモハ73257は、台車に関しては「DT13」でした。
 
 

MT15系列のモーターの見分け方について

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月24日(日)23時42分49秒
返信・引用
  皆さんこんばんは

MT30/40とMT15/16の風道による見分け方について
すぎたまさん
 MT30とMT40の外から見える違いとして「風道」があるとのことですが、似た話がかなり前のこの場で話題になったことを思い出しました。

 旧型国電で、モーターが交換されたかどうか話題になるのが流電で、元はMT16でしたが、クモハ52001,002はMT30に交換されたとされていますが、文献によってはクモハ52003~005もMT30に交換された、とされているものがあります。一方で、52001,002は交換を記述していながら52003~005について交換を記述していないものもあり、実際はどうだったのかが問題になりました。ここで佐久間レールパークにいた時の52004のモーターを撮影した写真が提示され、「MT15」が搭載されていたことが明らかになりました。ここで、「MT15とMT16の見分け方」として、「風道の違い」が提示されており、「MT15の方は並列通風式のため、通風口の出っ張りが無い」のが特徴で、台車の外側からモーターを見ると、「モーターの右端斜め部分に何も付いていない」ことからモーターがMT15であることが確認できることがわかりました。このため、少なくともクモハ52004は、「MT30への交換」ではないが、「別形式のモーターへの交換」は事実である、という結論になりました。
 MT15系列では、標準設計のMT15以前の電機メーカーオリジナルのモーター(日立のMT7、芝浦のMT9、東洋のMT10など)がデハ63100形およびそれに由来するモハ50型に搭載されており、車両諸元の一覧表で事業用車に改造された元モハ50系列の車にたまに記載が見つかります。また、17m級省電を多く導入した西武鉄道では、この辺りのモーターの記載をよく見る気がします。これらの電機メーカーオリジナルのモーターがどのくらい残っていたかも今となっては不明なもので、割と目にすることの多いMT7ならともかく、デハ63100当時から少数派だった三菱MT13(デハ631000形2両に搭載)、奥村MT14(デハ63100形1両に搭載)の搭載該当車はどの車で、いつ頃まで使われ続けたか、今となってはわからなくなっています

金沢文庫レポート
 金沢文庫の総合車両製作所で、東急田園都市線用2020系の2本目が登場しました。1本目の時は気づかなかったのですが、屋根の方の部分を白く塗装しています。今年度は2本投入の予定とあるので、一応今年度分の製造が終了したことになります。
 また、鉄道ダイヤ情報の予告で、確か今週に京急新1000系6両編成が確か川重から回送されてきます。6両編成なので800形が交替することになります。
 

小田急1800のモーターの謎

 投稿者:すぎたま  投稿日:2017年12月22日(金)06時16分46秒
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  みなさんおはようございます。

車両史編さん会編「モハ63形中巻」を読んでいますと、MT-30形モーターと、MT-40形モーターの図面が載っています。おおよその違いは、電機子側に四角いフタと、蛇腹風道の接続口があるか無いか(その他軸受け)です。
モハ63形では、500番台からMT-40になったという記述が見られますが、実際のところどうなのか、はっきりした資料がありません。

それで、小田急の1800は、モハ63の割り当て車(1811-1861除く)であるわけですが、これのモーターは、「吊り掛け電車をもとめて」さんのところに、貴重な画像が掲載されています。
http://tsurikakedensha.blogspot.jp/2015/09/blog-post_8.html
ところが、これをよく見ますと、画像手前右側・吊り輪のすぐ手前に、小さな四角い網がかかった風道が見えます。これはMT-30モーターの特徴のようです。
しかし、奥側(電機子側)に、四角い穴が開いていますが、これも風道で、MT-40形モーターの特徴です。
すなわち、MT-30とMT-40の特徴を併せ持つ謎のモーターということになります。
小田急の諸元表ですと、デハ1800のモーターは、「MT-30A、MT-40」とあり、MT-40の車輌は、モーター無しで譲受したデハ1811用に新製したものではないか(振り替わりはありそうですが)と思えますが、MT-30Aという形式は、特殊な形式に思えます。
しかし、実際に上記のように、MT-30無印と、MT-40の中間のようなモーターを付けていたことがはっきりしたわけなので、モハ63には、もともとごく初期にはモハ60戦災車などのMT-30を装備したが、それが枯渇してからは、風道を改良したMT-30Aモーターを新製して装着、さらに500番台からは、軸受けにコロ軸受けを採用したMT-40モーターに移行した、という説明が成り立ちそうな気がします。
そうすれば、小田急のモハ63は、昭和21年車と、22年車の一部(当然500番台では無い)ですから、モーターの形式も頷けるわけです。

つまり、今まであまり語られなかった「MT-30A」というモーターが、戦後新製されたものとして国鉄に存在し、それを装着しながら、表向きMT-40装備とされていた車輌が、案外多数あったのではないか、という仮説が成り立ちうるということでしょうか。

そうなってくると、クモニ83形などのタネ車振り替え(主電動機がMT-30のため不適とされた)にも、なにがしかの影響を与えていないのか、気になるところです。

西武のMT-30や、東武の7300系のモーターで東洋に更新されなかったものはどうなっていたのか、気になりますね。その他クモハ50形やクモハ53形のモーターの由来なども…。

失礼いたします。

http://princesscomet.net/

 

白塗りの京急新1000型

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月16日(土)09時42分17秒
返信・引用 編集済
  皆さんおはようございます

白塗りの京急新1000型について
 先日、「京急で白塗りの電車が走った」とのニュースがありましたが、当日(12月14日)朝にこの電車を金沢文庫の工場で撮影していたので報告したいと思います。
 この電車は、金沢文庫の工場内に待機しているのを少し前から見ていたのですが、この状態で金沢八景から久里浜の京急ファインテック久里浜工場まで回送されたところが報道になりました。報道の写真で、車号が「1201」であることがわかりますが、8両編成は2016年度落成車は1177~1184、1185~1192と続番になっておりこの続番にはならず、1201から改めて付番されることになります。
 車両が回送された理由は、「塗装をするため」と報道にありました。新1000型の塗装は、2015年度の1800型から従来塗装を踏襲した全面ラッピングになりましたが、今回は「普通の塗装」をすることにさらに変更になり、ベースの白塗りをしたところで残りの塗装を久里浜で行うために車両を回送したとのことです。
 回送された車が「8両編成」であることが確定したことにより、この車と交代して運用を離脱するのは3本残っている2000系8両編成のうちの1本ということになります。以前、2000系は横浜8:05発の羽田空港行特急に入ることが多いことを紹介していますが、最近この列車には全く入らなくなりました。一方でこの列車に続行する同じく羽田空港行特急には相変わらず入っています。8:05発の列車は京急川崎まで4両編成を品川方に連結しているのですが、10月末のダイヤ改正で、2000形は連結運用に入らないよう方針が固定された可能性が有ります。
 また、10月の改正では、追浜20:20発の普通列車が常に品川に行くようになりました。以前は金沢文庫行で、金沢文庫で品川行き列車に接続していたのですが、変運用で車両がそのまま品川に直通することが常態化していました。金沢八景発までは「金沢文庫行」と案内していたのですが、金沢文庫到着直前に「”本日に限り”金沢文庫からそのまま品川行きになる」案内放送があり、金沢文庫で行き先を品川に変えて走っていました。

現在の金沢文庫の総合車両製作所で製造している車ですが、中央東線特急用E353系を継続して製造しています。12月23日からE351系のスジを置き換える形で営業運転を始めるとのことですが、さらに製造されており、年度末の改正ではE257系のスジのかなりの部分も置き換えられると思われます。
一方、私鉄用では、京王線新5000系を末尾「7」の編成まで目撃しており、「7本製造予定」とどこかで見た記憶があるので、運行予定の定員制特急に必要な分の製造がとりあえず完了したと考えられます。
 

西馬込レポート(その4)今年の展示車両

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月11日(月)00時26分33秒
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  今年のイベントでは、車両展示のところは10分単位で交替する入れ換え式になっていました。
 写真上が5500形で、両側を5300型に挟まれています。5300形はショートスカートの前期型と、ロングスカートの後期型です。気になる点としては、5500型が連結器の下に電気連結器をぶら下げていることで、現在の浅草線と直通する線の中では品川―金沢文庫間で京急車が8両+4両の連結があるくらいなので、今のところは必要としないはずです。今後都営車と京急車の連結運転が考慮されているのでしょうか。
 写真中央は今年のゲストで、京成から新3000型、公団から9200型、京急から新1000系アルミ車です。9200形は、京成新3000型の同形車で、実質的に塗装の違いだけです。新1000系アルミ車は先に報告したように更新が始まっており、写真の編成は8両編成の3本目なので、来年度には更新される可能性があります。京成の系列のゲストはここ数年は当年度に運用を外れる車(京成3500形未更新車、公団9000形など)が来ていたので、今年は「形式」の点では大きな動きは無いことが伺えます。
 写真下は大江戸線12-000型と5300型の並びで、12-000型は公開時にはいつもこの線にいます。並んでみると車体の小ささがわかります。

今回の報告は以上です。
 

西馬込レポート(その3)リニアモーター

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月11日(月)00時08分33秒
返信・引用 編集済
  都営地下鉄独特の展示と思われるものが「リニアモーター」です。

 浅草線5300形のモーターと並べて展示されていたのですが、リニアモーターは理論的には同じなのですが、従来のモーターの概念からはかけ離れるもので、何か別のもののように感じます。
 隣にはパンタグラフも展示していたのですが、こちらも浅草線用と大江戸線用が並べられており、大江戸線用のものは非常に小ぶりでミニチェアのようです。
 

西馬込レポート(その2)都営大江戸線12-000形の台車の構造

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月10日(日)23時43分24秒
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  都営大江戸線12-000型の台車は、普通の鉄道の台車とはかなり様子が異なるものです。

 小断面にまとめるため、車輪が小さく、隣に展示されていた浅草線用の台車と比べるとかなり背が低いです。また、「自己操舵機能」のリンクが確認できます(写真下)。他、「リニアモーター」装備のため、この点でも構造が独特です。
 

西馬込レポート(その1)都営浅草線5300形の台車の構造

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年12月10日(日)23時35分49秒
返信・引用 編集済
  皆さんこんばんは

12月9日(土)に都営地下鉄浅草線西馬込検車区で一般公開イベントがありました。今回は浅草線用の新車5500型の公開が予告されており、見に行ってきたので報告したいと思います。

 まず、今年の各鉄道イベントで注目している、台車の構造です。
 西馬込検車区では浅草線とともに大江戸線の車両も検査をしており、両方の台車が公開されていました。最初に浅草線用の台車です。
 浅草線5300型の台車は、近畿車両の「KD302」の形式とともに都営地下鉄の形式の「T-1B」(電動車用)の形式もあります。私鉄で多く採用されている、心皿の高さを低くした構造ですが、ここでは車体側の空気ばね支持構造ごと外して展示されていました。空気ばねの下に付く横梁の下を見ると、心皿に突き刺さる構造が見えました(写真下)。空気ばねに支持される梁は、台車を外すときに車体側に残したり、台車側に残したりと様々で、これまでに報告したイベントでも両方の様式が見られました。
 

KATOより、クモハ53008―クハ68400、クモハユニ64000茶色ークハ68420セット発売

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年11月27日(月)23時20分48秒
返信・引用 編集済
  皆さんこんばんは

KATOより、クモハ53007-クハ68400、クモハユニ64000茶色―クハ68420セットが発売になりましたので、報告したいと思います。
 今回は、初めて以前発売の車両番号の車が再発売になりました(写真上)。クモハ53007は最初の飯田線旧型国電で、最初の発売から現在までの製品の改良が盛り込まれました。併せて、編成相手が、本来の相手であるクハ68400が新規に製作されました。クモハユニ64000は、割と最近発売されていますが、バリエーションとして、茶色時代になりました。編成相手は最初の発売の時にクモハ53007とセットになっていたクハ68420で、昭和55年頃の編成相手です。
 写真中央は、以前製作の、クモハ54002をベースにしたクハ68400(右)と今回の製品(左)を並べたものです。クハ68400は「内側に寄ったテールライト」が特徴で、今回の製品でもこれが表現されたのですが、以前製作のクハ68400では、「テールライトの位置の修正」までは行わなかったので、並べてみると「テールライトの位置の違い」がわかります。また、クハ68400は末期は台車がコロ軸受に交換されていましたが、このコロ軸受台車が表現されました。ASSYパーツを見ると、製品名が「TR36」となっているのですが、現車の台車の発生源は70系のクハ76で、恐らく実際はTR43です。以前製作のクハ68400もコロ軸受の台車を取り付けているのですが、こちらはオハフ33用のTR34をボルスタ―部を改造して取り付けています。
 写真下はこれまでに製作したクモハユニ64000を並べたものです。左から鉄道コレクションの飯田線クモハ54008をベースにした、岡山ローカル時代、前回の横須賀色製品をベースにした静岡運転所時代、今回の製品、前回の製品です。方向が変わると共にパンタ鉤外しの引き回しが変わったり、窓のHゴム化が行われたりと、それぞれの段階でどこかしら変化しています。今ならば、静岡運転所以前の状態の製作は、運転席窓が原型な分、今回の茶色製品から加工した方が少し楽です。

金沢文庫レポート
 金沢文庫の総合車両製作所横浜工場では、現在JR東日本E353系が主に製造されています。このほか、私鉄の車両も点々と見られています。最近は京王新5000系が継続して製造されており、先日「5005」の編成を目撃しています。また、今月に入って東急の新7000系と2020系が登場しています。
 東急新7000系は当初、確か19本が製造される予定でしたが、その1/3の7本が製造されてから長らく製造が止まっていました。今回、「7008」の編成を含む2本が製造されています。おそらく地下鉄直通1000系から改造の1500形の工事が終了し、残る在来車が新7000系で置き換えられると思われます。
 2020系は最近になって工場内に姿を現しました。のっぺりした感じに見えます。
 他、先日京急新1000系も姿を現しています。塗装が途中で白1色でした。
 

東武南栗橋車両基地レポート(その4):その他の車輌

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年11月26日(日)01時32分4秒
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  その他の車両として、JR北海道から譲受されたスハフ14型(写真上)と、「大樹」用のヨ3500形(写真下)を紹介します。
 スハフ14は会場入り口近くの工場建屋脇の「大樹」用検修庫へつながる線に留置されていました。元は「はまなす」用の車ですが、「北斗星」のサインを掲示しています。JR北海道からこの車を含む14系が4両譲渡された時は、JR四国からの車にさらに追加される形になるので、何故譲受があったのが不明でしたが、その後JR四国の車の発電用ディーゼルエンジンが不調で、使えるエンジン確保のためとの情報が入っています。発電用ディーゼルエンジンは、部品展示でも紹介されていました(写真下)。
 ヨ3500は「大樹」のATS搭載用としてヨ8000とともに譲受されたもので、ヨ3500の方がこちらに残っていて、モーターカー連結で構内運転をしていました(写真中央)。
 

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