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タンク車の加工(その4)MICROACEのタキ20500,23800型の台枠の幅を詰める

 投稿者:原口 悟  投稿日:2017年 5月 8日(月)22時57分0秒
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  MICROACEから、2002年にタキ20500形石炭酸専用車とタキ23800形ラテックス専用車が発売されました。両形式についていくつかのバリエーションが発売されたのですが、MIACRACEの初期の製品で、形態の把握に大きな難がありました。最大の欠点となったのが「台枠の幅が非常に広い」ことでした。写真上はMICROACEのタキ23800型4次車(タキ23819~821)と、比較のために左にKATOのタキ3000、右にKATOのタキ35000を並べたものです。MICROACEのタキ20500形、タキ23800形は、タキ35000形の系列のタンク車で、「葉巻型タンク」とともに「台枠の幅が狭い」ことが最大の特徴なのですが、MICROACEの製品は台枠の幅が非常に広く、上から見るとタキ35000系列「らしくない」車になってしまっています。このため、購入してからかなり長い間手つかずだったのですが、最近になって台枠の幅を詰め、タキ35000系列「らしくする」加工を行いました。

写真中央は台枠を詰める加工を行ったタキ25000形の左から1次車(20500~512)、2次車(20513~20517)、3次車(20518~520)です。工作は、台枠の外側約1㎜幅を切り取り、その内側の2.5mm程度を切除し、切り取った外側の台枠を再接着するもので、接着ののりしろと、タキ35000系列台枠特有のデッキ部のかさ上げの表現を兼ねて0.3mmプラ板を上から貼り付けました。その上で両側ブレーキ車(1次車)と手ブレーキ車(2、3次車)の台枠のオーバーハングに合わせて外側を切り詰め、0.3mm真鍮線で手すりを植え直しました。手ブレーキ車は手ブレーキの表現(タム500形1枚板ランボードの足の表現にも使った0.7mm幅真鍮版と0.3mm真鍮線、レボリューションファクトリーの手ブレーキハンドルを使用)をしました。また、タキ20500形は加熱管を装備していたので、0.6mm真鍮線で加熱管を表現し、さらに2、3次車は窒素送り込み管を装備していたので0.4mmで配管を追加しました。
なお、タキ35000形は本来台枠の中梁が省略されているのですが、MICROACE製品ではタンク体の台枠への固定のため、本来は存在しない中梁が存在しています。台枠の幅を詰める加工では、この「中梁がある」ことが逆に都合がよく、「台枠の形を保つ」ことに役立ちました。

写真下は同様の台枠の幅を詰める加工を行い、さらに別形式にしたもので、左からタキ15700形メチルメタアクリレート専用車、タキ24400形アクリルアマイド液専用車、タキ16200形酢酸ビニル専用車です。タキ20500形とタキ24400形はランボードの手すりの変更は省略しましたが、タキ1570形、16200形は0.3mm真鍮線を使って手すりのレイアウトを変更しました。
これらの加工により、タキ35000系列「らしい」車になったと思います。

これらのタンク車の専用種別ですが、合成繊維の原料で、羽越本線の中条にあったクラレ(倉敷レーヨン)や新潟臨海鉄道の焼島にあった三菱瓦斯化学など、日本海側に多く立地する合成繊維の工場への原料輸送に使われていました。タキ20500形は高崎線でもよく見かけており、1990年代まで吹上にあった石油基地への石油輸送列車に混じってタキ3900形石炭酸専用車とともに連結されていました。
合成繊維の原料では、二硫化炭素が「戦前の化成品タンク車の三羽烏(他は濃硫酸、カセイソーダ液)」と呼ばれた歴史の古い積荷で、近畿地方を拠点として(守山にあった東レ(東洋レーヨン)の工場など)タンク車輸送されていました。

なお、タンク車の「標記」はちょうど飯田線の旧型国電の末期に「化成品分類番号」が追加される大きな変化が起こっています。ガソリンでは「燃32」、石油類、アルコールでは「燃31」と標記の蕎麦に書き込まれているもので、上記の石炭酸では「毒61」、化成品の有名どころでは濃硫酸の「侵(禁水)84」、カセイソーダ液では「侵81」が指定されています。化成品分類番号が追加されたのは1979年のことで、このため、化成品分類番号があるタンク車と流電は同時には存在していなかったことになります。

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